第1回目のテーマ人間関係・・パート2です。
昨日は人格について述べました。
さて、問題を抱える関係性では、何がおこっているのでしょうか。
どのような人格が現れるかは、自動的に過去のある場面や人などで、
最もふさわしいと自分が思う人格が現れます。
例えば、父親や兄弟に非常に可愛がられ育った方は、
父親や男性の方が信頼できると思い、
権威者とそのような関係性を結ぼうとしたり、
また、甘え上手な一面が自然と人格として現れ、
それらを与えてくれない関係に不満を募らせるかもしれません。
その逆で家に殆どいない父親の元で育った場合など、
男性は頼ることが出来ないと無意識のうちにイメージとして深く刻まれ、
仕事やパートナーシップで良い関係を結べなかったり、
逆に子供の時分に得られなかった無償の愛の幻想を、
本人も気が付かないうちに次々に追い求めるパターンなどもあるかもしれません。
このように誰しもが過去の経験からあるイメージ的結論のようなものがあり、
それを癒そうと、或いは今度こそ得ようとして、
良い関係を作るために、今まで使ってきたやり方や態度など、
自然に人格の使い分けをしています。
このように冷静に見てみると、
最もふさわしいと思っているやり方はその人の経験から出てくるもので、
現実とはずれがあるのが分かってくると思います。
エネルギー的にみると、パターン化した人格は「ひっつきもち」の役目をして、
同一人物の中の同じような側面を引き出してしまい、
或いは、その傾向が強い人々を実際引き寄せ、
いつも同じような人々と同じような問題を抱える結果になってしまいます。
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