以前このような話を読みました。
「戦争のように普通に考えれば耐えられないような悲惨な状況よりも
日常の問題の方がストレスを感じる度合いが強いと研究結果が出ています。
おそらくは戦争のように個人の枠を超え自分にはどうしようもないと思える
出来事はあきらめがつくのでストレスが減る傾向にあり、自分でどうにか
出来そうな場合の方がよりストレスになるのだと思われます。」
私たちは幼いころから積もった色んな葛藤を抱えています。
それは自分にとっては疑いようもない真実として無意識に思考や行動の
土台となっています。
それが真実ではなくイメージだと知るお手伝いをするのがプロセスワークです。
内なる真実(イメージ)は心の傷に触れないようにエゴの固い殻と
共に守られているため、それに触れられそうになると強い抵抗や防衛反応
が起きてきます。
幼いころに感じた傷は未発達の段階で取り入れたため、
怖く耐えられない痛みとして無意識の領域に保存されています。
最初のお話しはその例なのかもしれません。
日常のストレスの大半はこのようなイメージや傷に関連しているため、
防衛するために多くのエネルギーを必要とします。
困難な状況の時は一呼吸おき、幼いころに同じような問題が
なかったかを振り返ってみて下さい。
今までと違う新しい視点で見ることが出来れば、
その状況も違うエネルギーによって違った展開を
みせてくれるでしょう。
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