先日のことです。
ある方がこんなお話しをされました。
振舞いが理不尽なので注意をするとその取り巻きの友人の一人に嫌味を言われてその人たちが近くに寄って来るのが怖い!
その直後に他の方がこのようなお話しをされました。
担当者が変わり、電話で話したその人の態度がぶしつけで嫌な感じがした。会うのが嫌なのに今度会わなければならない。
表題の「被害者でいることの危険」は自分自身の内側にあります。
何か嫌な事に注意を向けてしまうことはごく自然なことです。
誰でも、「いつでもどこでも快適に過ごしたい」と感じています。
それを妨げる人や物事があるなら葛藤が生まれ排除したいと躍起になるのはごく当たり前で、
特に人間は今この瞬間から未来に起こる可能性をもイメージ出来てしまうのでそのストレスも強くなります。
将来不快になる人物や状況を何とかしたいと思うので愚痴も出てくるのでしょう。
しかし、問題はこの行動こそが自分自身からパワーを奪いさらに被害者になる要素を
創っていることなのです。
何度もブログでご紹介していますように、
人は無意識によって自分の行動・そして人や環境を引き寄せてしまいます。
自分を被害者のように振舞うことはエネルギー的にもそして肉体レベルにおいても
パワーを自分から奪いとってしまいます。
上記の問題も紐解けば、他人の行動が幼少時代の自分の傷に触れ、怒りや恐れ、不安になっているはずです。
何か不安に思っている時には一息おいて自分に繋がってみましょう。
今までとは違う行動をとることで新しい在り方が身についてきます。
*プロセスワークを基にしたカウンセリングは痛みの根本を一緒に見つけ、
怒りや悲しみを感じた時に孤独だった痛みを癒します。
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*今日のこのテーマは人間関係のちょっとしたいざこざをテーマにしています。
犯罪などの被害については言及しておりません。
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