日本の習慣にこのようなものがあります。
「お上手ですね!」「いいえ、まだまだです・・」
「きれいですね!」「いえいえ、そんな事ないです。」
習慣化されたこのような言葉や言動は思ったよりも深刻です。
私が発見したことをお伝えしましょう。
私はダンスをします。
ダンスの腕前はなかなかのものだと自分で満足しています。
さてこれはどのような意味をもっているでしょうか?
誰よりもうまく踊れること?
先生の言ったことをできること?
間違いをせず憶えも早いこと?
あるとき私は自分の踊りが先生のダンスよりずいぶん見劣りしていることに気付きました。
するとその途端私の体から光が失せ、体は硬直し始めました。
自分のなにもかもが良くないと感じ始めたのです。
ダンスのステップは頭に入らず先生の真似をしようとして
身体と頭とが切り離されたようでした。
身体から踊る喜びはなくなり、ただ一生懸命と心に痛みだけが残りました。
ここで最初に言いました私の満足、それはこのようなものです。
私は体の喜びを感じて自分を表現することを楽しみ
惜しげもなく自分をさらけ出すことが出来るようになったことで
居心地よくダンスを踊っていることに満足しています。
私は自分自身に自分を表現する許可を与えています。
そしてそれについて良し悪しをつけないルールを設けています。
また比べることをしないように努めています。
*比べませんと言っていないことに注意してください*
では最初のお話しに戻りましょう。
「お上手ですね、きれいですね。」で否定することは、
何かと誰かと比較する前提があることです。
このような習慣を手放すようにこれからは、
「ありがとう!とっても嬉しいです!」と言ってみましょう。
人に与えて受け取ってもらえないことの悲しさは誰の中にも
あるのではないでしょうか?
言葉のプレゼントも同様です。
褒め言葉というプレゼントを気持ちよく受け取ることは
与える側にもギフトとなります。
最後に・・・
今日はクリスマスですね(^^♪
機関車トーマスではこのように言っていました。
「クリスマスはみんなが誰かに与える日」
プレゼントを上げた人・もらった人すべてが
今日は自分にプレゼントを上げましょう!
自己肯定というとっても素敵なプレゼント
メリークリスマス!
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