境界線問題を考える時いつも父を思い出します。
愛情深い父でしたがその分私との境界線が曖昧となり私自身は境界線問題で苦しむことになってしまいました。
愛と寂しさ、境界線、これらは深く関連しています。
親しくなればなるほど境界線問題が複雑化していくのはそのためです。
あなたは親しくしている人とそうでもない人のどちらの方がNOと言いやすいですか?
親しい人たちにNOと言いにくいのはなぜでしょう。
気まずいことになる怖れ
その人が離れていってしまう不安
もしかしたらその一言がきっかけでグループから追い出され一人ぼっちになると感じているかもしれません。
人は群れで暮らす生き物であり孤独になることを好みません。
しかしながら、NOを言わないと後々自分自身が大変困ることになります。
それは自分の境界線を相手に許し侵害される土台を自ら作り続ける行為だからです。
こうなってからではNOを言うのは大変難しいです。
ほとんどの方は境界線に関して何らかの問題を抱えているため、相手も急な態度の変化になぜかといぶかしく感じることでしょう。
一旦崩れた境界線を引き戻すのは骨が折れることが多く、相手の方も愛情があるから境界線があいまいになり、新たに境界線を作るのを嫌がる可能性があります。
境界線があいまいになると身体が重く感じたり、相手の機嫌や愛情に一喜一憂することも。
人のエネルギーに左右されるため自分の本来のエネルギーに満たされることが出来なくなります。
人はエネルギー不足になると不安になるものです。
そのためより孤独感が増す結果となります。
さて、それではどうすれば良いのでしょう。
まずは自分の恐れが何かを探してみましょう。
次に過去の何がきっかけでその恐れが起きているのかを考えてみます。
おそらくずっとずっと昔に似たような怖れを抱いたことがあるはずです。
私たちがもっともらしい理由で行動を押しとどめる時、子供の意識が現れているかもしれません。
親や大人に怒鳴られた経験、何度か無視をされた思い出・・
それらは子供の意識では永遠に愛を失うような悲しく辛いことだったのです。
私たちは自分の行動がどんな無意識の思い込みから発せられているのかに気付きません。
人との問題で寂しく感じる時、それを穴埋めするような行動をとることをやんわりと止め自分と繋がりインナーチャイルドを抱きしめてあげましょう!
当サロンみか月と三ツ星では、本格的なエネルギーヒーリングとインナーチャイルドや無意識の思い込みを発見して根本から原因を取り除くカウンセリングで皆様の生活を安定した楽な生き方をご提供しております。
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